「動機付け面接」の勉強

おはようございます。

今日午前中のカリキュラムはフィジカルエクササイズ。

利用者さんとスタッフそろって、参加する人は元気よくさんさんプラザへ向かって出発されました。

 

さて、タイトルの「動機付け面接」。

先日のスタッフ勉強会の時にスタッフ杉野が担当したお題だったのですが、「面接」とあるので、私などはてっきり企業面接のやり方の勉強かと思っていました・・・が、そうではなく。

専門的に言えば「行動変容への動機と決心を強化するための協同的な会話スタイル」であり「人がすでに持っているものを呼び起こす方法」だそうです。

就労支援を受ける方は基本的に「働きたい」という思いで事業所を利用しているわけですが、その反面「働けるのだろうか」「働けない」「働きたくない」「このままでいたい」という感情や気持ちを持つことがあるのではないでしょうか。

そういった矛盾した気持ちを会話の中で整理し、本人が持つ「今の状態から変わりたい(行動変容)」という願いを強めていけるような支援をする。その方法の一つが「動機付け面接」で、支援者がいかに利用者との会話の中に潜む「変わりたい気持ち」に気づいていけるか、というスキル的なものでもあります。

勉強会では顧問の倉知先生に利用を検討している方役をしてもらい、スタッフの粟屋・松村・松井で支援者役・支援者の発言を記録する係・利用検討者の発言を記録する係を持ち回りでやるロールプレイを行いました。

ロールプレイをやってみると、利用を検討している人が持っている「変わりたい気持ち」に気づいても掘り下げることができなかったり、希望を持つ方向へ話をひろげることができなかったり。「これを聴かなくちゃ」「あれを聴き出さなくちゃ」と思うと不自然な方向に行ってしまうという反省も含めて、やはり本人の話に耳を傾け、変容することによって見えてくる展望を提示する、というスキルの熟練が必要だなあ・・・と学びました。

小難しいことを言ってるようですが。

とにかく実際、意識しすぎるとだめなんでしょうね(苦笑)意識を持ちつつもナチュラルにできるようになりたいものです。

 

画像は文章とはまったく関係ありませんが(笑)

先日利用者さんが猫飼いである私にくださった猫型の付箋です。

ていうか、付箋なのに書くとこが無いやん・・・?と思っていたら左側、白紙のものもくれました。

でもその白紙猫も私が落書きしました→結論:猫の形をしているものには猫の顔を書きたくなるんだな(笑)

 


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