その目線じゃないとわからないこと

こんにちは。

台風21号が近づいてきているようですが、警戒レベルもまた引き上げられているようで心配ですね。

どの地も被害が最小限で済めばいいのですが。

 

昨日、ボランティアとしてある団体の説明会&交流会に参加してきました。

そこで先月も会った車椅子ユーザーの男性と話すうちに「一緒にナイトマーケット行こうぜ~!」となりまして、他のボランティア仲間と4人で、中洲清流公園で開いている【千年夜市】に繰り出してきました。

車椅子の彼とそうやって行動していると色んな事が見えてきました。

まず、公共交通機関。

地下鉄には写真のような案内板があり、どこで降りたらエレベーターが近い、といったことがわかるようになっている←これまで数えきれないほど地下鉄に乗ってきましたが、これにはあまり気を払うことが無かったので、改めて「へええ~!」と驚きました。

そして商業施設の中の移動も、天神や中洲の中心地の舗道よりはなんぼかマシ(広かったりスロープがあったり)ではあるけれど、実はオシャレな石畳風になっているところは、長く車椅子で動いていると足の位置がずれたりお尻がずり下がってきたりする。要はけっこうガタガタ振動が来る、ということ。

そして汗が出ない彼は霧吹きを常備していて、それを使って人にお願いして水を全体的にかけてもらうそうですが、気化熱を利用して体温調節をしているとのこと。

それを通りすがりの人にお願いすることもあるけど「意外と皆さんお願いしたらOKしてくれるんですよ~(笑)」とさらっと言ってました。

車椅子生活になった当初は絶望もあっただろうし戸惑うこともあったかと思いますが、必要な情報は自分で集め選択する、ということを当たり前のようにやっている彼と一緒にいた昨日の数時間だけで目線が変わったというか。

「個々の「当たり前」というのは色々違っている」のは日々目の当たりにしているはずなのに、それでも知らないことがまだまだあるのだと実感しました。

ベビーカーのお母さん方、ご高齢の方にも有効な情報なので、ぜひ、地下鉄を利用する際にはご確認ください(*´ω`*)


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