視覚が過敏であるということ

こんにちは。

今日のタイトル、「視覚過敏」についてなのですが、先に申し上げておきますと、書いている私自身が眼科医でもなく視覚障害についてのエキスパートでもないので知識が豊富なわけではないです。

ただ、視覚過敏と一言で言ってもどういった症状があるのか、ということを少し知っていただくきっかけになればと思って今日は話題にしたいと思います。

 

まず、この時期に見られるイルミネーション。あちらこちらで本当に綺麗な光景が広がっていますよね~。

今、このイルミネーションに使われているのはLEDが多いですよね。白色LEDとか。

 

視覚過敏の方の中にはこのイルミネーション「も」視覚的に刺激が強く感じる方がいらっしゃいます。

「も」と書いたのは蛍光灯が苦手な方が多いからです。

蛍光灯は室内で多く使われていますが、視覚過敏ではない人間が気にならない蛍光灯の「ヒラヒラとした光の強弱」を感じる方がいます。

例え蛍光灯が新品であってもわかるそうです。

他にも白い紙に印刷された文字や数字が見えづらいといった症状もあるそうです。

視覚過敏の方は(私が知る限りですが)過敏なのは視覚に限ったものではありません。聴覚・触覚・嗅覚なども人より敏感な方が多いようです。

でもそういった感覚というのはなにせ他の方とも比較のしようがありませんよね。

そして何かの拍子に自分以外の人はそこまで気になってないんだ、というのを知ることになります。

こういった感覚過敏は発達障がいの方の特性でもありますが(※感覚過敏だからと言って必ずしも発達障がいというわけではありません)、症状自体は視覚障がいや聴覚障がいに分類されるものではないので、どのような方法でその症状をやわらげればいいのか、といったことで悩むことにもなります。

 

誰かに相談しようにも共有が難しい感覚なので、相談した相手に「変」と思われないか、とか。「考えすぎだよ」と言われたらどうしよう、とか。

でも生活しづらいということに関して言えば外見では全くわからないことも重なって、非常にしんどい症状だと思います。

まずは主治医に相談することは大前提ですが、少しでも生活しやすいように環境をどのように整えていくか。

その部分で対処法を考える支援を私達も行っております。

「理解してもらいにくい」ということで悩まれている方がいらっしゃいましたら、一緒に方法を考えていきますのでお気軽にご相談ください。


※お問合せ・ご相談はこちらより承っております。

 

※お電話、FAXでもお問合せを承っております。お気軽にどうぞ。

電話:092-406-6462/FAX:092-406-6463